STAP細胞再現できず、理研が会見、小保方氏は退職へ

2014年12月19日

理化学研究所は19日に会見を開き、小保方氏らが自ら行なっていたSTAP細胞の検証実験で、STAP細胞は再現出来なかったと発表しました。

夢の万能細胞として期待され、日本中が注目したSTAP細胞をめぐる問題に、ついに終止符が打たれる事になります。

小保方氏は、「魂の限界まで取り組みこのような結果に留まってしまったことに困惑している。」とコメントを残し理研に退職願を提出、理研は本人の意思を受け止め、退職願を受理する事にしました。

理研検証実験チームの相澤慎一リーダーは、「検証実験を行なってきたが、STAP細胞を再現する事は出来ませんでした。 検証実験は来年の3月まで予定されていましたが、結果を受けてこの時点で終了することにしました」と会見で語り、世紀の大発見として賞賛を浴びた発表から11ヶ月、ついにSTAP細胞は、存在しなかった可能性が限りなく高くなったという事になります。

小保方氏本人が行なった50回近くのものぼる検証実験では、希にSTAP細胞のように緑色に光る細胞が現れる事があったそうですが、その現象が見られた1615個の細胞の塊をマウスの受精卵に入れてみたものも、万能性は確認出来ませんでした。

小保方氏は今年4月、「私自身、STAP細胞は200回以上作成に成功していて、細かなコツを全てクリア出来れば、必ず再現出来ると思っています。」と主張していました。

この件に関して記者から「コツは小保方さんの実験で明らかになったのか?」と質問された理研検証実験チーム 相澤慎一リーダーは、

「明らかになっていません」

と答え、また「STAP細胞は存在するのか?」という別の質問には、

「STAP細胞が存在するかどうかについては、科学者としてお答えすることはできません。お答えすることができるのは、それを再現することはできなかったということ」

と苦渋の表情で答える場面も。

小保方氏とは別の丹羽仁史氏らの検証実験でもSTAP細胞は作ることが出来なかったという事で、理研は小保方氏の検証実験に加え、来年3月まで予定されていた丹羽氏らの検証実験も同時に打ち切る事を明らかにしました。
会見では、今回の検証実験の為に監視カメラの設置を伴う実験室の改装費用など、約1500万円の費用が投じられた事も明らかになりました。

「魂の限界。」

会見で配られた小保方氏のコメントにはそう綴られていました。

「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかったことなどが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果にとどまってしまったことに大変困惑しております。私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し理化学研究所をはじめ、多くの皆さまにご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感しており、おわびの言葉もありません」(小保方氏のコメント)

STAP細胞を再現出来ない説明を果たさないまま、理研を辞める事になった小保方晴子氏。
理研は、今後も今回の経緯を調査するとともに、小保方氏の処分についても検討していくとしています。

 

 

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