96%の効果があるC型肝炎の新薬、保険適用に
2015年05月18日
中央社会保険医療協議会は18日、新しいC型肝炎の飲み薬「ソバルディ」(※一般名:ソホスブビル)による治療について、公的医療保険の適用を了承しました。
費用は1日1錠で61,799円。 12週間服用しますが、医療費助成制度により患者さんの自己負担分は、月額で10,000円〜20,000円になる予定です。
これにより、従来の注射薬が必要なくなり、重い副作用も無くなる事から、治療期間の短縮と高い治療効果が期待されています。
「ソバルディ」はアメリカの製薬会社「ギリアド・サイエンシズ」が開発しました。 C型肝炎患者全体の2〜3割を占める「2型」の遺伝子型が対象で、慢性肝炎と初期の肝硬変の患者への効果が認められています。