ロボット手術指導医の認定制度発足へ

2015年02月16日

日本泌尿器科学会と日本泌尿器内視鏡学会は、前立腺癌手術でのロボット手術の安全性を高める為、ロボット手術指導医の認定制度を、今年4月発足させる事になりました。

ロボット手術とは、執刀医がモニターを見ながら手ぶれ防止など安全性を高める機能を搭載したロボットアームを遠隔操作し、腹部に開けた小さな穴から手術を行なう手術です。 現在、ロボット手術装置は国内の病院に約200台導入されており、今年度の手術数は10,000件を超える見込みです。 そのうち、約90%が泌尿器科領域の手術で、公的医療保険が使える前立腺癌手術が85%を占めています。 ロボット手術装置は腎臓癌でも使われており、一部保険が使える先進医療に指定されています。

尿道と膀胱の縫合など、従来の腹腔鏡手術では難しかった前立腺癌手術で、ロボット手術の活用が進みました。 ロボット手術の場合、切除機器を体内で様々な角度に曲げて使用出来るなどのメリットがあります。 ただ、手術経験が少ない医師が始める例が増えてきており、技術向上の新たな枠組みも求められていました。

ロボット手術指導医の認定申請には、ロボット手術による前立腺癌の手術を40例以上執刀した経験があることや、関連の論文発表などが必要になります。 腎臓癌ロボット手術の場合は、両学会が定める泌尿器腹腔鏡技術認定を受け、さらにロボット手術の経験も積んでいる事が指導医になる条件になります。

日本泌尿器科学会と日本泌尿器内視鏡学会は、提出書類を元に指導医への審査を実施します。 合格した後は、各病院の依頼を直接受けて、泌尿器外科医の技術指導にあたり、手術前のロボットのセッティングの仕方から、手術中にロボットが突然停止した場合の対処方法なども指導していきます。

日本泌尿器内視鏡学会の寺地敏郎理事長は、「指導医は、指導中に起こった問題を学会に詳しく報告する役割もある。情報を蓄積し、新たな指導や注意喚起につなげたい」と話しています。

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